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3階級制覇の実績を持つユリオルキス・ガンボア(32=キューバ/米)は6月28日、米国ネブラスカ州オマハでWBO世界ライト級王者テレンス・クロフォード(26=米)に挑む。その試合を前に好調をアピールしている。
ユリオルキス•ガンボア
ガンボアはフェザー級、スーパーフェザー級に続いて昨年6月にはWBAのライト級暫定王座も獲得、キューバ出身者として初の3階級制覇を成し遂げた。しかし、以後は1年も実戦から遠ざかっており、最新のWBAランキングでは暫定王座の欄から名前が消えている。それだけにクロフォード戦はキャリアを左右するほどの重要な試合になりそうだ。ガンボアは現在、フロイド・メイウェザー・シニアに師事している。「特にディフェンスとカウンターの精度を高めることに取り組んだ。私はガードを下げるクセがあるので、その修正にも時間を割いた。試合では最初から攻めるつもりでいる」と策の一端までメディアに明かしている。「失うものは何もないよ。私はいつでもどこででも戦うよ。そのたびにベストのものを見せる」と話している。クロフォード対ガンボアはクロフォードの地元オマハのセンチュリー・リンク・センターで行われる。戦績は両者とも23戦全勝(16KO)。オッズは13対8でクロフォード有利が続いている。