ゴロフキンVSゲール 会見

　ゴロフキンはこの試合の決定と引き換えのように「スーパー王者」への昇格を承諾。今回のゲール戦が暫定王者時代から数えて11度目の防衛戦となる。会見に臨んだゴロフキンは「ゲールと戦うことができて嬉しい。彼のことは以前から知っている。ファンのために素晴らしい戦いを披露したい」と話した。アマチュア時代の01年、大阪で開催された東アジア大会ウェルター級決勝で15対3のポイント負けを喫しているゲールは「これは私のための試合といえる。しっかり準備して臨みたい」と13年越しの雪辱を誓った。戦績はゴロフキンが29戦全勝(26KO)、ゲールは32戦30勝(16KO)2敗。

　セミではWBC世界ヘビー級次々期挑戦者決定戦、ブライアント・ジェニングス(米)対マイク・ペレス(キューバ/アイルランド)が行われる。ペレスが「特に話すことはない」と言葉少なだったが、ジェニングスは「マイクは話すことが好きではないみたいだ。私は次のアメリカの世界ヘビー級チャンピオンさ。試合が待ちきれないよ」と意気込みを口にした。戦績はジェニングスが18戦全勝(10KO)、ペレスは21戦20勝(12KO)1分。