8月に赤穂vs芹江

　元東洋太平洋スーパーフライ級王者の赤穂亮(27=横浜光)と元日本スーパーバンタム級王者の芹江匡晋(31=伴流)との元王者同士が、8月3日の後楽園ホールで対戦することが9日に分かった。興行の詳細は不明だが、減量苦からバンタムに転級した赤穂がさらに階級を上げるか、契約ウェイトになる模様。

　赤穂は当時のWBC世界スーパーフライ級王者、佐藤洋太(協栄→引退)戦以来、1年半ぶりの日本人対決。先月31日には豊橋市で階級を上げての試合に臨み、タイ人選手を相手に1回KOで快勝。再起後は4連続KO勝利を上げている。本来は2階級下の赤穂だが、バンタムでも減量には苦しめられているだけに、今後の主戦場を決める一戦となりそうだ。

　一方の芹江は、昨年12月に元日本スーパーバンタム級王者の福原力也(ワタナベ゛)に敗れタイトル戦線から一歩後退したが、5月の再起戦ではフィリピンランカーを判定で下している。今回の試合は、興味深いカードであることに間違いはないが、階級上の芹江だけに敗れた時のリスクは高くなりそうだ。