黒木、興毅とW世界戦!?

　日時は3月下旬、会場は都内で検討中とし、詳細は後日正式に発表される。また、この王座統一戦と同時開催で、WBC世界ミニマム級タイトルマッチ「王者オーレドン・CPフレッシュマート(タイ)VS挑戦者・黒木健孝(ヤマグチ土浦)」の一戦も実現する。

　黒木陣営は1日、世界前哨戦と銘打たれた一戦、黒木健孝(ヤマグチ土浦)VS須田拓弥(沼田)戦を後楽園ホールで行い、黒木が6RTKOで須田を下すと、黒木はリング上で世界挑戦を正式発表した。東洋太平洋ミニマム級王者である黒木にとっては待ち待った世界挑戦実現であり、是が非でも世界王座を手中に収めたい所だ。

　控室で開かれた会見で黒木は「心境は世界戦も通常の試合も同じ。気持ちは当然入るが試合は試合。どんな試合も相手は強いと思って練習している。世界戦は会長、トレーナーと三人四脚で頑張ります!!今日は前哨戦として華々しい試合では無かったが手応えはあった。プラスに考えてますんで。世界挑戦は勝たないと意味が無い!!」と力強く語り、黒木は早くもオーレドン戦に向けて臨戦態勢に入った。
　"興毅VSポンサクレック""オーレドンVS黒木"のダブル世界戦は、軽量級屈指のスピードで観客を魅了し、重量級を凌駕するハードヒットで会場を震撼させるであろう。果たして、興毅は2つに分かれたWBC世界フライ級王座を統一出来るのか…。黒木は悲願の世界王座を奪取し、世界の孫悟空へと躍進出来るのか…。世界屈指の軽量級WARSから目が離せない!!