マルチネスVSコットは159P

　6月7日(日本時間8日)、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行われるセルヒオ・マルチネス(39=亜)対ミゲール・コット(33=プエルトリコ)のWBC世界ミドル級タイトルマッチは、リミットを1ポンド(約453グラム)下回る159ポンド(約72.1キロ)の契約体重で行われることになった。

　試合に備えコットは米国ロサンゼルスでフレディ・ローチ・トレーナーと調整を続けており、22日にはメディアに練習を公開した。 コットは「4階級制覇がかかる試合だが、それはあくまでも個人的な夢であって、それを達成したとしても私がウィルフレド・ゴメスやフェリックス・トリニダードらよりも優れているというわけではない」と、同じ国の3階級制覇の大先輩たちに敬意を表している。 ローチ・トレーナーも順調な仕上がりに満足そうで「能力の高いサウスポーのパートナーとスパーリングを積んでいるので順調だよ。試合が待ち遠しい」と自信をみせている。オッズは依然として2対1でマルチネス有利が続いている。