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[ニュース]2010.1.27

受賞の喜びを語る!!

 2009年度年間最優秀選手表彰式では、“日本の切り札”長谷川穂積(真正)が2年連続となる最優秀選手賞・KO賞を受賞。技能賞・年間最高試合賞を“スピードスター”西岡利晃(帝拳)が、“浪速の闘拳”亀田興毅(亀田)が殊勲賞を受賞。女子では“浪速の爆弾娘”多田悦子(フュチュール)が最優秀選手賞に耀いた。
 各賞を受賞した4選手が受賞の喜びと、今後の豊富を語った。
長谷川穂積(真正)
■最優秀選手賞・KO賞:長谷川穂積(真正)
「これ以上に無い1年でした。だけどこれに慢心する事無く凄い試合をして行きます。昨年はマリンガ戦が一番印象に残った。これからはボクシングを観て感動して貰える様、ボクシングを面白くして行きます。そして子供達がボクシングを志せる試合を今年もして行きます。(階級アップは)本当の最強を証明してから。後悔しない道を納得行く形で。(次戦は)西岡さんと4月にダブルで、バンタム級で!!」とコメント。次の試合は11度目の王座防衛戦となる事を明かした。長谷川は如何なるこれから道を突き進むのか。2010年もボクシング界は“日本の切り札”長谷川穂積が中心となり、本当の戦いでリング上を熱く盛り上げる。
西岡利晃(帝拳)
■技能賞・年間最高試合賞:西岡利晃(帝拳)
「こんな素晴らしい賞を受賞出来て嬉しく思ってます。(技能賞は)一番テクニックがあると評価され嬉しい。(年間最高試合は)自分の試合が一番良い試合と評価され嬉しいですね。現時点で僕の一番の試合。しかし僕としては普通の事。これからが始まりだと思っています。まさしくこれからがスタート!!(次戦は長谷川とのダブル世界戦だが)決まった試合で自分を高め強くなって行きます。本物のボクシングを観せます。圧倒的な強さで!!」と受賞の喜びを語りながらも、自身のボクシングで本当の戦いを観せるとコメント。2010年、“スピードスター”西岡利晃のボクシングがリング上を熱く、そして活性化させる。
亀田興毅(亀田)
■殊勲賞:亀田興毅(亀田)
「殊勲賞は嬉しいが、一番が良いので今年はMVPを狙います!!去年は大毅が世界戦で負けてるので嬉しさ半分、悔しさ半分。2010年は兄弟で良い結果出し、2011年を迎える様にしたい。大毅の世界戦が迫っているんで授賞式は大毅カラー(金色)で。沢山の人が試合を観てくれて嬉しい。一つ一つ努力の積み重ね。もっと多くの人達が喜んでくれる試合をします。(初防衛戦は)3月末に防衛戦をやりたい。3階級制覇は年末か来年。自分の身体と相談して決めます。(隣に名城選手が座っていたが)俺がスーパーフライ級に挑戦する時、王者なら挑戦したい!!」と殊勲賞では無く、MVPを狙うとコメント。3階級制覇に向けてはまず、フライ級王座を防衛し、それからであるとした。“浪速の闘拳”亀田興毅が日本人初となる3階級制覇に向けて動き出す時、日本ボクシング界は更なる盛り上がりを見せる。
多田悦子(フュチュール)
■女子最優秀選手賞:多田悦子(フュチュール)
「こんなに凄い授賞式だとは…。憧れの長谷川選手の横に座って緊張しました。あまりの緊張に頭が痛くなりそうだった。(昨年1年は)凄い転機となった1年だった。色んな事を乗り越えて来れた。(今年は)ボクシングにもっと脚光が当たる様にしたい。男女関係無く一緒にボクシング界を盛り上げて行ける様に。目標は大きく、本当の意味で多田悦子を世界に発信し、レベルアップをして行く。今からが本当のスタートです!!」と男子・女子関係なく一緒にボクシングの活性化を目指したいと語った多田。2010年、女子ボクシングの顔となった“浪速の爆弾娘”多田悦子が、女子の戦いを力強く牽引する!!

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