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[試合結果]2014.5.18

マルケスVSアルバラード

 WBO世界ウェルター級王者マニー・パッキャオ(35=比)に対する指名挑戦者決定戦、元世界4階級制覇王者ファン・マヌエル・マルケス(40=メキシコ)対前WBO世界スーパーライト級王者マイク・アルバラード(33=米)の12回戦は17日(日本時間18日)、米国カリフォルニア州イングルウッドのフォーラムで行われた。
※マルケス対アルバラードは19日(月)午後9時からWOWOWライブ「エキサイトマッチ」で放送予定。
○ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)
 12回判定(3対0)
●マイク・アルバラード(米)
 ともに直近の試合では敗れているもののパッキャオへの挑戦権がかかった注目ファイトとあって、会場はメキシコ系のファンを中心に1万2500人で埋まった。ガードを上げて慎重な構えをみせるアルバラードに対し、マルケスは左のジャブを繰り出して探りを入れる上々のスタート。スピードとスキルで勝るマルケスを警戒してか、アルバラードは攻撃の糸口を探れないまま序盤を終えた。4回、アルバラードは圧力をかけて出たが、カウンターを警戒してか両ガードは顔面から離せない。それに対しマルケスは間合いを計りながら押し引きし、浅いながらも左右のコンビネーションを当ててリードを広げた。
 5回、アルバラードが構えを左右にスイッチしながら接近してボディ打ちやフック、アッパーを狙うが、マルケスは巧みに迎撃。正確なワンツーやボディブローを打ち込んで技術力の高さを見せつけた。アルバラードが圧力をかけ、マルケスが多彩な左右で迎え撃つ展開のなか8回終了間際、マルケスがフェイントをかけてから繰り出した右ストレートでアルバラードが後方に弾かれるようにダウン。アルバラードは立ったところでラウンド終了のゴングに窮地を救われた。9回、今度は近距離の打撃戦のなかで左から右を浴びたマルケスがダウン。再開後、両者はともにKOを狙って激しくパンチを交換、会場は大盛り上がりをみせた。終盤に入ってもアルバラードはガードを緩めることはなかったが、マルケスはワンツー、左フック、左ボディなどを見舞った。11回、アルバラードの右をよけそこなったマルケスが腰を落とすシーンがあったが、すんでのところで踏ん張ってダウンを免れた。最終回も両者は折々で打ち合って試合終了のゴングを聞いた。
 採点は二者が117対109、もうひとりも119対108と大差をつけていた。ダウン応酬の激闘を制したマルケスは64戦56勝(40KO)7敗1分。リング上のインタビューで「年齢が関係ないということは証明できたと思う。ダウンを奪った右は鮮やかに当たったが、彼もタフだった」と試合を振り返った。パッキャオとの第5戦に質問が及ぶと「いまはメキシコに帰って家族と過ごすなど、ゆっくり休みたい」と語るに留め、核心には触れなかった。左目下を切り裂かれたうえ大きく腫らしたアルバラードは37戦34勝(23KO)3敗。「自分なりにはいい試合ができたと思う。まだまだやれると思う」と現役続行を宣言した。

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