マルケスVSアルバラード

　17日(日本時間18日)に米国カリフォルニア州イングルウッドのフォーラムで拳を交える元世界4階級制覇王者ファン・マヌエル・マルケス(40=メキシコ)と、前WBO世界スーパーライト級王者マイク・アルバラード(33=米)が13日、同地で記者会見を行った。
※マルケス対アルバラードは18日(日)午前11時からWOWOWメンバーズ・オンデマンドで先行ライブ配信の予定。19日(月)夜9時からはWOWOWライブ「エキサイトマッチ」で放送予定。

　マルケス対アルバラードはWBO世界ウェルター級挑戦者決定戦として行われる。つまり、この試合の勝者には王者マニー・パッキャオ(比)への最優先挑戦権が与えられるのである。パッキャオと過去に4度対戦して1勝2敗1分のマルケスは、「周囲は5度目の対戦を望んでおり、それは私たちにとっては重要なことだ。それはモチベーションにもなっている」と、マルケスは話している。しかし、いまは目前に迫ったアルバラード戦に集中しているようだ。「彼は好戦的な強い選手で、勝つためにはすべての経験を生かして戦わなければならないと思う」と警戒心を抱いている。アルバラードは「彼はすでに伝説の域にある選手。しかし、弱点を探して突いていくつもりだ」と話した。オッズは依然として9対4でマルケス有利と出ている。