海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
WBAは同団体のミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(32=カザフスタン/独)に対し、2位のジャーロッド・フレッチャー(30=豪)の挑戦を受けるよう指令を出した。この試合が組まれればゴロフキンにとっては11度目の防衛戦となる。
ゲンナディ•ゴロフキン
ゴロフキンは2月にオスマヌ・アダマ(ガーナ)を退けて10連続KO防衛を果たし、4月26日には11度目の防衛戦を計画していた。しかし、父親が急死したためキャンセル。いまは7月19日に米国内での試合が予定されている。相手は前WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)が予定されていたが、チャベス側がプロモーターの示した条件に難色を示しており、対戦はほぼ消滅状態となっている。こうしたなかWBAは両陣営に対し30日以内に交渉をまとめるよう通達。不調に終わった場合は興行権入札を行うとしている。フレッチャーは19戦18勝(10KO)1敗の戦績を誇るが世界的な知名度は低く、ゴロフキンの試合を放送することになっているHBOテレビが了承するかどうかは微妙なところといえそうだ。