ジャモエが異例の早期再起

　山中慎介(31=帝拳)の持つWBC世界バンタム級王座に挑んで9回TKO負けを喫したシュテファーヌ・ジャモエ(24=ベルギー)が6月7日、ベルギーで再起戦を計画している。4月23日の山中戦からわずか45日という異例の早さの再起戦となる。

　山中との試合では合計4度のダウンを奪われたジャモエは完敗を認め、試合後には「もっと強くなってから再戦したい」と話していた。その意欲の表れともいえる早期の再起戦となる。試合は8回戦で組まれる予定で、現時点では相手は未定。ちなみに日本ボクシングコミッションは、KOまたはTKO負けを喫した選手は原則として90日間は試合に出場できない、と規定している。