3月度月間賞表彰式

　8日、後楽園ホールで開催された東日本新人王予選では3月度の月間賞表彰式が行われ、MVPの日本&OPBF東洋太平洋ミドル級王者の柴田明雄(ワタナベ)、敢闘賞の日本スーパーライト級新王者の岡田博喜(角海老宝石)、新鋭賞の中川勇太(角海老宝石)がリングに上がり、受賞の喜びと今後の抱負を語った。

■3月度最優秀選手賞
OPBF&日本ミドル級王者
柴田 明雄(ワタナベ)

「こんな賞を頂き、身に余る光栄です。新人王(2004年)は初戦で1ラウンドTKO負けでしたが、そんな僕でも頑張ったおかげで良い結果を残すことができました。これからの選手や後輩たちにとっても希望になるはずです。7月5日の初防衛戦では、再び熱い試合を見せたいと思いますので、応援をよろしくお願いいたします」。
　柴田は次戦、日本同級3位、OPBF同級8位の西田光(川崎新田)を挑戦者に迎え、日本王座初防衛戦(OPBFは2度目)に臨む。

■3月度敢闘賞
日本Sライト級新王者
岡田 博喜(角海老宝石)
「このような場はあまり慣れていませんが、敢闘賞に選んで頂きありがとうございます。次戦はやり易い相手ではありませんが、勝ちに行きたいと思います」。
　少し緊張気味の岡田だったが、戦績はここまで無傷の8戦全勝(7KO)をマーク。初防衛戦は7月28日、元チームメイトの日本同級5位、シャムガル興一(三迫)を迎えることが決定している。

■3月度新鋭賞
中川 勇太(角海老宝石)
「新鋭賞に選出して頂き、ありがとうございます。次戦は東洋太平洋ランカーとの試合が決まりました。横に凄い後輩がいますが、僕も頑張りますので応援をお願いします」。
　中川は6月9日、後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ/DANGAN103」でOPBFバンタム級1位、フィリピンの強豪モニコ・ラウレンテを相手にバンタム級8回戦を行うことが決定。当日は日本スーパーフェザー級王者、内藤律樹(E&Jカシアス)と日本ミニマム級王者、大平剛(花形)のダブル初防衛戦が組まれている。