ボクモバニュース

海外情報

海外注目戦

ランキング

TV・ネット欄

階級別特集
[試合結果]2014.4.27

クリチコVSリーパイ

 WBA、IBF、WBO3団体統一世界ヘビー級王者ウラジミール・クリチコ(38=ウクライナ)は26日(日本時間27日)、ドイツのオーバーハウゼンにWBO1位の指名挑戦者アレックス・リーパイ(34=サモア/豪)を迎えて16度目の防衛戦に臨んだ。
クリチコ弟が圧勝
○ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)
 5回2分5秒TKO
●アレックス・リーパイ(サモア/豪)
 王者の圧勝だった。いつものようにクリチコは長い左ジャブを繰り出して挑戦者を突き放し、決め手の右ストレートに繋げる機会をうかがう。初回中盤過ぎ、リーパイがバランスを崩しかけたところにクリチコの左が軽く入り、挑戦者は尻餅をついてしまった。エディ・コットン・レフェリー(米)は一瞬躊躇したがダウンを宣告、挑戦者に向けて規定の8カウントを数えた。2回以降もクリチコがロングレンジを保ちながら一方的に試合をコントロールしていった。
 リーパイは左右フックで飛び込む機会を狙うが、王者の長距離砲に邪魔されて仕事をさせてもらえない。ワンサイドマッチは5回で終わった。この回、クリチコはワンツーを再三ヒット、ダウンを奪う。再開後、再びワンツーでリーパイをロープまで弾き飛ばし、この試合3度目のダウンを奪った。ここでレフェリーが試合を止めた。
 06年にIBF王座を獲得後、8年間に16度目の防衛に成功したクリチコは65戦62勝(52KO)3敗。「簡単な試合ではなかった。なぜかというと(政情不安定な)ウクライナのことが常に頭にあったから。人が死ぬような争いはやめてほしい」と訴えた。ほとんど何もできずに敗退し、「ミスマッチ」との批判も向けられたリーパイは38戦30勝(24KO)5敗3分。
 アンダーカードには12年ロンドン五輪ヘビー級金メダリストのオレクサンデル・ウシク(ウクライナ)が出場、ベン・ヌサフォー(ガーナ/独)とのクルーザー級8回戦で3回1分43秒TKO勝ちを収めている。サウスポーのウシクは3回にダウンを奪い、再開後に連打をまとめてストップに持ち込んだ。08年北京五輪8強、ロンドン五輪金、11年世界選手権優勝というアマ実績を持つウシクは昨年11月、クリチコ兄弟が代表を務めるK2プロモーションズと契約してプロ転向。これで3KO勝ちをマーク。5連敗となったヌサフォーは27戦15勝(8KO)10敗2分。

試合日程

試合結果

トーナメント

ランキング

選手検索

TV・ネット欄

王者一覧

タイトル戦

階級別特集

インタビュー

有料試合動画

データマニア

待受写真

全国ジム検索

注目選手

海外試合日程

海外試合結果

海外選手検索

海外注目戦

海外情報

基礎知識

ボクモバ投票

勝ちメシ

レッスン

ボクモバ占い
ボクモバ海外版トップページへ戻る