W世界戦@カーソン

　WBA世界ウェルター級暫定王者キース・サーマン(25=米)対フリオ・ディアス(34=メキシコ)をメインとする注目のイベントが26日(日本時間27日)、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われる。25日には出場選手たちが揃って計量に臨んだ。

　メインを務めるサーマンはウェルター級リミットの147ポンド(約66.6キロ)を楽々と下回る145.5ポンド(約65.9キロ)、挑戦者で元世界ライト級王者のディアスは146.7ポンド(約66.5キロ)だった。 WBC世界ライト級王座の初防衛戦に臨むオマール・フィゲロア(米)と、挑戦者ジェリー・ベルモンテス(米)はともに134.7ポンド(約61.1キロ)でパス。セミのWBC米大陸スーパーライト級王座決定戦で拳を交えるルーカス・マティセ(亜)はリミットちょうどの140ポンド(約63.5キロ)、ジョン・モリナ(米)は139.2ポンド(約63.1キロ)だった。オッズはサーマンとマティセがともに14対1でリード、ライト級のフィゲロア対ベルモンテスは11対2で王者有利と出ている。ベルモンテスはプロの実績では水をあけられているが、アマチュア時代にはフィゲロアに5戦全勝という実績を持っている。