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WBA、IBF、WBO3団体統一世界ヘビー級王者ウラジミール・クリチコ(38=ウクライナ)は26日(日本時間27日)、ドイツのオーバーハウゼンでWBO1位のアレックス・リーパイ(34=サモア/豪)を相手に16度目の防衛戦に臨む。試合を3日後に控えた23日、両者は記者会見に臨んだ。
ウラジミール•クリチコ
06年4月にIBF王座で返り咲きを果たしたクリチコはその後、WBO王座とWBA王座を吸収。在位は8年を超えた。これは25度防衛のジョー・ルイス(米)の12年に次ぐヘビー級史上2番目の記録となる。今回も16対1とオッズでは大差がついており、KO防衛が
順当なところとみられている。しかし、当のクリチコは「リーパイには高いモチベーションを感じるし、勝ちたいという強い気持ちを持っていることが分かる。彼はマイク・タイソン(米=元世界ヘビー級王者)のような戦闘スタイルなので、油断しないで戦う」と、気を引き締めている。一方、大番狂わせを狙うリーパイは「この日を年々も夢見てきたんだ。絶対に勝ちたい。歴史的な夜になるだろう」と意気込みを口にした。