ポーターに指名戦指令

　IBFは同団体ウェルター級王者ショーン・ポーター(26=米)に対し、1位のケル・ブルック(27=英)との防衛戦を行うようあらためて書面で指令を出した。

　ポーターは昨年12月にデボン・アレクサンダー(米)に判定勝ちを収めて王座を獲得し、今月19日には元2階級制覇王者ポール・マリナッジ(米)を4回でストップして初防衛に成功したばかり。もともとマリナッジ戦をクリアした場合は7月中旬までにブルックの挑戦を受けることが義務づけられていた。IBFは両陣営に対し5月21日までに交渉をまとめるよう通達を出しており、ともに他の試合を挟むことは認められていない。交渉が不調に終わった場合は興行面入札が行われることになる。戦績はポーターが25戦24勝(15KO)1分、ブルックは32戦全勝(22KO)。