両者、最高の仕上がり

　明日、後楽園ホールで行われる「ダイヤモングローブ&DANGAN99」の前日計量が13日、都内のJBC事務局で行われた。

　セミファイナルの「チャンピオンカーニバル日本Sフライ級王座決定戦」では同級1位・戸部洋平(三迫)が、同級5位・江藤大喜(白井・具志堅)と激突。計量を終えた両者に話を聞いた。

　スーパーフライ級リミットの52.1kgで計量をパスした戸部洋平(三迫)は、「ひとまずホッとしてます」と話すと「身長もあってリーチもありましたね。試合やってみてどうなるかですね」と江藤の印象を語った。

　「今回の調整、仕上がりは、今までで一番良いんじゃないですかね。いつもはキツい減量も今回は問題なく落とせました」とコンディションの良さをアピールした戸部は「やることやってきたので、試合で打ち合いでもどんな展開になっても対処できると思います」と意気込みを語った。

　江藤大喜(白井・具志堅)は300gアンダーの51.8kgで計量をパス。
戸部の印象について「思っていたより暗い感じがした。減量明けだからかな、暗そうだった」と話す。自身のコンディションについて「今まで順調というのが分からなかったが、初めて順調というのが分かった気がする。今まで最高だと思う。早く戦いたいし、勝ちたい」と明かした。

　戸部との一戦について「打ち合いは嫌いじゃないけど、もらわないようにしないと。明日はとにかく盛り上がると思います。見所は打ち合い」と語った。