北京五輪金デゲールが移籍

　08年北京五輪ミドル級金メダリストとしてプロに転向、現在はスーパーミドル級で世界王座を狙っているジェームス・デゲール(28=英)が、ヘネシー・スポーツを離れることになった。

　デゲールは09年2月にプロデビューし、ここまで19戦18勝(12KO)1敗の戦績を残している。唯一の敗北は11年5月のジョージ・グローブス(英)戦で判定を落としたもので、以後はクリスチャン・サナビア(イタリア)やフルヘンシオ・スニガ(コロンビア)、セバスチャン・デメルス(カナダ)といった元世界ランカーらを相手に8連勝(4KO)を収めている。ヘネシー・スポーツを離れたデゲールは、 新たに同国で勢いを増しているエディ・ハーン氏率いるマッチルーム・スポーツに移籍するものとみられている。デゲールが標的とするWBA、IBF世界スーパーミドル級王者カール・フロッチ(英)も2年前にヘネシー・スポーツからマッチルームに移っている。フロッチは5月31日にグローブスと防衛戦を行うことになっており、デゲールはその勝者に挑戦を希望している。