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[海外ニュース]2014.4.3

元王者4人が自信の弁

 4月19日、米国ワシントンDCではバーナード・ホプキンス(49=米)対ベイブト・シュメノフ(30=カザフスタン/米)のライトヘビー級王座統一戦をメインとしたトリプル世界戦が行われる。試合を17日後に控えた2日、IBFウェルター級王者ショーン・ポーター(26=米)と挑戦者ポール・マリナッジ(33=米)、WBOミドル級王者ピーター・クイリン(30=米)と挑戦者ルーカス・コネクニー(35=チェコ)の4選手が意気込みを口にした。
バーナード・ホプキンス
 ポーターは昨年12月にデボン・アレクサンダー(米)を判定で破って王座を獲得し、これが初防衛戦となる。俊敏な動きと手数の多さに定評のある好戦派だ。「この試合のために1月から準備してきた。マリナッジをリングから叩き出すためには何でもするつもりだ。私はIBFチャンピオンで、そのまま居座る予定なんだ。私は(ルーキー時代に)マニー・パッキャオ(比)ともスパーリングをしたことがあるんだぜ」とコメント。これに対し2階級制覇の実績を持つマリナッジは「私は世界チャンピオンに値する選手だと思っている。ベルトはエイドリアン・ブローナー(米)に奪われたので、それを取り戻す必要があるんだ。彼がパッキャオと練習したといっても、別に気にはしていないよ。私はマニー(パッキャオ)のことはあまり評価していないからね」と反論。戦績はポーターが24戦23勝(14KO)1分、マリナッジは38戦33勝(7KO)5敗。
 また、WBOのミドル級王座3度目の防衛戦となるクイリンは「コロンビア特別区で価値のある勝利をものにしたいね。私たちはリングのなかではプロボクサーだが、外では私はビジネスマンでもある。
 それはバーナード・ホプキンスから学んだことだ」と試合に関しては多くを語らず、49歳の大先輩を持ち上げるコメントに留めた。スーパーウェルター級の元WBO暫定王者でもあるコネクニーは、勝てば2階級制覇となる。そのコネクニーは「クイリンは世界王者で、私よりも背が高く強いパンチの持ち主でもある。しかし、経験は私には及ばない。彼の防御は十分ではないので、私のパンチが当たるだろう」と王者を牽制した。戦績はクイリンが30戦全勝(22KO)、コネクニーは54戦50勝(23KO)4敗。

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