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フロイド・メイウェザー(37=米)対マルコス・マイダナ(30=亜)のWBC、WBA世界ウェルター級王座統一戦は5月3日、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われるが、アンダーカードにはエイドリアン・ブローナー(24=米)らが出場することになっている。
エイドリアン•ブローナー
5月3日のセミファイナルはアミール・カーン(英)対ルイス・コラーゾ(米)の12回戦で、その前にはブローナー対カルロス・モリナ(米)の10回戦、さらにペイ・パー・ビュー(PPV=有料視聴)のオープニング・カードとしてジェイレオン・ラブ(米)対マルコ・アントニオ・ペリバン(メキシコ)のスーパーミドル級10回戦が組まれている。このうちカーンとコラーゾを除く4人がメディアにコメントを出している。昨年12月にマイダナに敗れ、この試合が再起戦となるブローナーは「モリナが試合を受けて嬉しいよ。彼は負けるだろうけどね。この試合で俺がプロブレム(問題児)であることを改めて証明してみせるよ」と、相変わらず口も達者なところをみせている。
これに対しモリナは「自分が不利だと思われていることは知っているが、それがモチベーションにもなっている」と、言外に番狂わせを匂わせた。18戦17勝(10KO)1無効試合のラブは「このチャンスを生かしたい。ガブリエル・ロサド(米)との試合で目が覚めたよ」と、ダウンを喫したすえ無効試合に終わった10ヵ月前の苦闘を例に出して意気込みを語った。相手のペリバンはサキオ・ビカ(カメルーン/豪)とのWBC王座決定戦で惜敗、次戦でも引き分けと武運から見放されている。それだけに「勝負をジャッジに委ねてはいけないということを学んだ。今回はいつもとは違うスタイルで戦う」とKO決着を匂わせていた。