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前WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(28=メキシコ)と、ミドル級のWBA王座を10連続KO防衛中の
ゲンナディ・ゴロフキン(31=カザフスタン/独)という注目のカードが実現に向けて大きく前進している。
ゲンナディ•ゴロフキン
ESPN.COMのダン・ラファエル記者によると、チャベスを擁するトップランク社と、ゴロフキンと契約を交わしているK2プロモーションズが基本的なラインで合意に達しており、このまま交渉が順調に進めば7月12日、米国カリフォルニア州イングルウッドのフォーラムで開催される可能性が高くなったという。試合は168ポンド(約76.2キロ)のスーパーミドル級12回戦で行われる模様だ。実現すればHBOがペイ・パー・ビュー(有料視聴)で放送をすることになるという。
ゴロフキンは4月26日に11度目の防衛戦を予定していたが、2月に父親が急死したため試合をキャンセルしてカザフスタンに帰国、
40日間の喪に服している。K2の重役トム・ローフラー氏は「ゴロフキンは4月12日のティモシー・ブラッドリー(米)対マニー・パッキャオ(比)Uを観戦するため、そのころにはラスベガスに戻る予定」と話している。51戦48勝(32KO)1敗1分1無効試合のチャベスと、29戦全勝(26KO)のゴロフキン。注目のビッグマッチ実現を期待したい。