木村・芹江、決戦直前!!

　今月14日(月)、後楽園ホールで開催される日本スーパーバンタム級タイトルマッチ「王者・木村章司(花形)VS挑戦者・芹江匡晋(伴流)」10回戦。王者・木村は“ディフェンスマスター”と呼ばれ、その卓越した攻防一体のボクシングスタイルで今年2月、3年半降りに日本王座へと返り咲くと、6月には初防衛戦に金沢知基(角海老宝石)を迎え打ち、9RTKOで葬り初防衛に成功。今回の芹江戦は2度目の防衛戦となる。WBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃(帝拳)への挑戦をアピールする為にも、挑戦者・芹江を良い形で打ち破りたい所だ。
　一方、日本王座初挑戦の芹江は今年5月、“無冠の帝王”瀬藤幹人(協栄)と次期挑戦者決定戦を戦い、判定2-1で瀬藤を振り切り日本最高峰の舞台に辿り着く。芹江の変幻自在のボクシングスタイルは“トリックスター”と称される。予期せぬ場所から打ち出されるパンチが王者・木村の腰から日本王座を奪い獲るのか…。
　決戦を目前に控えた王者・木村と挑戦者・芹江が、タイトルマッチに向けてその胸の内を当サイトに語ってくれた。

　2度目の防衛戦を直前に控え、最後の追い込みに入った王者・木村章司。果たして如何なる戦いを木村はリングの上で体現してくれるのか。王者・木村が意気込みを語ってくれた。

□2度目の防衛戦に向け意気込みをお願いします
木村「とにかく僕は1つ1つ確実に勝ち、勝利を積み重ねて行くだけ。僕に負けは許されない年齢になって来ている。ここまで怪我も無く調整は順調です。14日は最高に良いコンディションでリングに上がれると思っています」
□タイトルマッチの見所は?
木村「僕もコンディションは良い。きっと芹江君も良いコンディションで仕上げて来るでしょう。試合当日は一瞬もリングから目を離さないで下さい。見所としては、芹江君はトリッキーと呼ばれている。そのトリッキーさに僕がリング上で困った顔をしていると思うので、そこを注目して下さい!!」
□ファンにメッセージを!!
木村「本当に今、僕はボクシングを楽しんでいます。皆さんも僕のボクシングを観て楽しんで下さい。14日は絶対に楽しい試合になります!!」

　遂に掴んだ日本王座初挑戦。王座奪取に燃える挑戦者・芹江は王者・木村攻略にその全てを注ぎ込む。14日を目前に控えた挑戦者・芹江が胸の内を明かした。

□王座初挑戦に向けて意気込みを!!
芹江「実は少し前まで絶不調でした…。だけど何も考えずに練習をして来たらやっと元に戻って…。逆に今は絶好調を越えてますよ!!スタミナ強化にも成功してスッキリし楽しいですよ。最初はベルト、ベルトと考えてましたが、王者の木村さんは強い選手。その強い選手と戦えるのが今は嬉しい。木村さん有利が囁かれているので、僕は肩の荷が取れて楽に戦えます。不安は吹っ飛び、一度ゼロにっなったので僕は伸びるだけですから。14日は当然ベルトを獲りに行きます!!」
□王者にメッセージを!!
芹江「木村さん!!当日は一番良い状態でリングに上がって下さい!!僕は万全の木村さんを倒すのが嬉しいですから。僕は万全で上がりますので万全で来て下さい!!」
□芹江ファンに一言
芹江「皆さんのお陰でタイトルマッチのリングに来れたと思ってます。14日は応援してくれる人達の為にも頑張ります!!」

　王者・木村が若き挑戦者・芹江の野望を打ち砕き、世界へその歩みを一歩前進させるのか。挑戦者・芹江が磐石王者・木村の牙城を崩し、新たな時代の扉を押し開くのか。激闘必死の日本スーパーバンタム級タイトルマッチは14日(月)、運命のゴング!!

■日本Sバンタム級タイトルマッチ10回戦
王者・木村章司(花形)VS挑戦者・芹江匡晋(伴流)
■日時:12月14日(月)
■会場:後楽園ホール
■お問合せ:花形ジムTEL.045-932-0980 伴流ジムTEL.03-3636-6688 後楽園ホールTEL.03-5800-9999