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[ニュース]2009.12.8

家住、東洋真王者に!!

 8日(火)、後楽園ホールで開催されたOPBF東洋太平洋ライトフライ級王座統一戦「正規王者・和田峯幸生(筑豊)VS暫定王者・家住勝彦(レイスポーツ)」12回戦は、互いの応援団の歓声が飛び交う中、二つに別れていた王座が遂に統一される時を迎えた。
 試合は1Rから激しい動きを見せる。家住のワンツーで和田峯が開始早々にダウンを喫し、立ち上がる和田峯に家住が一気に襲い掛かる。ワンツーフックで2度目のダウンを奪い、早くも家住がポイントでリードを奪うと、2R以降、家住が常にジャブで距離を計り、コンパクトな右ストレート・左フック・右アッパーを和田峯にヒットさせ試合の主導権を握る。和田峯は上体を振ってプレスを掛けるも、家住のジャブ・右ストレートを被弾し続けた。試合は判定になるも1Rに2つのダウンを奪い、終始右ストレートをヒットさせポイントを奪い続けた家住が判定0-3で勝利し、東洋太平洋ライトフライ級真王者に輝いた!!
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 真王座を戴冠した家住は試合後の控室で「作戦通り戦えました。今回はなるべく打ち合いを避け、左を突く練習をしました。倒さないとお客さんは納得しないと思いますが、ここは納得してもらって。中盤か後半(10R)に効いたパンチがありましたが。12Rフルに戦って問題無かったし、フルラウンド戦う不安が無くなりました。今後は詰めの練習をしないと」と激闘の統一戦を振り返った。
 今回の統一戦について家住は「統一戦が遂に出来て嬉しかった。ヤッパリ正規王者を倒さないと駄目。正規に勝って始めて真の王者だし、今までは暫定が付いていたんで本物って気持ちは無かった。これでやっと真の、本当の王者になりました」と統一戦に賭ける気持ちを語り、真王者になった喜びに笑顔も見えた。また、拳を交えた和田峯の印象を聞かれ「思ったより左ジャブも強く、思ったより出て来た。和田峯選手は今までで一番パンチが固かった」と和田峯のパンチを振り返った。ここで敗れた和田峯が家住の控室を訪れ、真王者・家住に握手を求めると家住もこれに応じ、両者が改めて健闘を称えあった。
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 真王者・家住がコールされた瞬間、染谷トレーナーを抱きしめた家住は「沖縄で負けた時に本当なら見捨てられてもおかしくなかった。だけど僕をここまで育ててくれた。本当に凄いトレーナー。感謝の気持ちもあったし、東洋王者を育てた凄いトレーナーなんだって皆に知って欲しかった」と、ここまで二人三脚で歩んで来た事を明かした。
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 一方、敗れた和田峯は「事故での試合延期は問題なかった。1Rのダウンであわててしまった。10Rにチャンスがあったが、作戦が読まれていた。家住選手の方が強かった」と悔しさを噛み締めていた。
 家住の会見中、日本ミニマム級3位・東洋太平洋ミニマム級9位の久田恭裕(横浜さくら)が控室を訪れ「近いうちにライトフライ級に転向します。僕の挑戦受けて下さい。今日以上の熱い戦いをしませんか!!」と家住に直接挑戦状を手渡した。これには家住も驚きながら「検討します」と冷静に返すに留まったが、早くも挑戦者出現の一幕となった。東洋真王者・家住勝彦の新たな戦いの火蓋は、もう既にスタートを切っているのかも知れない…。

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