ポベトキンVSオルティスで決定戦

　昨年10月以降、空位になっているWBAの世界ヘビー級王座が前王者アレクサンデル・ポベトキン(34=露)と2位のルイス・オルティス(34=キューバ/米)で争われることになった。WBAが両陣営に決定戦を行うよう指示を出したもの。

　WBAのレギュラー王者だったポベトキンは昨年10月、スーパー王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)とのWBA内統一戦で敗れ王座を失った。同時にWBAのレギュラー王座は空位になった。ポベトキンにとっては再起戦が即返り咲きの好機ということになる。27戦26勝(18KO)1敗。対するオルティスはアマチュアで362戦343勝19敗のレコードを残してプロ転向を果たしたサウスポーで、戦績は21戦20勝(17KO)1無効試合。まだ世界トップレベルの相手とは戦ったことはないが、ゴールデンボーイ・プロモーションズの後押しがあってか2位にランクされている。