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前WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(28=メキシコ)の次戦が7月12日、米国ネバダ州ラスベガスかテキサス州アーリントンで行われることになった。トップランク社のボブ・アラム・プロモーターがメディアに明かしたもので、対戦候補はWBA世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(31=カザフスタン/独)か元WBC世界ライトヘビー級王者ジャン・パスカル(31=ハイチ/カナダ)が候補に挙がっている。
フリオ•セサール•チャベスJr
チャベスは3月1日にブライアン・ベラ(米)に大差の判定勝ちを収めたばかりだが、アラム氏はこの人気者の次戦を7月12日にセットすることにした。ベラ戦を前にした時点でアラム氏は、チャベス対ゴロフキンを7月に計画していたが、父親を亡くしたゴロフキンが喪に服すために4月26日の防衛戦をキャンセルしたことなどからチャベス戦実現は難しいと判断しているようだ。そこで浮上してきたのが、1月に元IBF世界スーパーミドル級王者ルシアン・ビュテ(ルーマニア/カナダ)に勝ったカナダの人気者パスカルだ。もともとスーパーミドル級だったパスカルは体格的にもチャベスとつり合いがとれることから、アラム氏が交渉を持ちかけたと考えられる。