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3階級制覇の実績を持つ前WBA世界ウェルター級王者エイドリアン・ブローナー(24=米)が5月3日、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われるフロイド・メイウェザー(37=米)対マルコス・マイダナ(30=亜)のWBC&WBA世界ウェルター級王座統一戦の前座に登場する可能性が出てきた。ブローナー自身がツイッターで明かしたもの。
エイドリアン•ブローナー
ブローナーは昨年6月、WBCのライト級王座を保持したままポール・マリナッジ(米)の持つWBA世界ウェルター級王座に挑戦。苦戦を強いられたものの12回判定勝ちを収め、23歳の若さで3階級制覇を成し遂げた。しかし、12月の初防衛戦ではマイダナに2度のダウンを喫して判定負け。初の黒星を喫するとともにウェルター級王座を失い、今年1月にはライト級王座も剥奪された。一時はマイダナとの再戦が決まりかけたが、その宿敵はメイウェザーとの対戦が決まったため、ひとまず雪辱の機会は先延ばしになった。
こうしたなか、ブローナーの兄貴格でもあるメイウェザーは、5月3日の前座でアミール・カーン(英)との試合をブローナーに勧めたが、カーン側が乗ってこなかったためプランは頓挫。あらためてブローナーだけが前座に出場する方向で調整が進んでいる。いまのところ相手候補としてライト級の世界ランカー、ジョン・モリナ(米)の名前が挙がっている。