ボクモバニュース

試合日程

試合結果

動画ニュース

ランキング

選手検索
[ニュース]2009.12.6

中川、10R逆転KO勝利!!

 5日、後楽園ホールで開催された日本ウェルター級タイトルマッチ「王者・中川大資(帝拳)VS挑戦者・山川和風(金子)」の10回戦。日本ランキング入り後の初試合が日本王座挑戦となった山川は王者・中川を追い詰め、ホールに集まった大観衆に“まさか!!”を予感させる展開となった。
 最後まで足を使う山川が的確にジャブ・右ストレートをヒットさせ、ポイントリードで迎えた最終10R。しかし、中川が遂に山川を捕えると、マルガリート張りの連打を打ち込み、残り時間59秒での大逆転KO勝利で2度目の王座防衛に成功した。
拡大写真
 試合後のインタビューで中川は「序盤に課題が残ります。左をもっと使いたかった。山川選手はスピードがありましたが最後は心を決めて…。良い経験になりました」と試合を振り返った。勝因を聞かれた中川は「皆さんの声援で自分の持っている以上の事が出来ました。ありがとうございます」とファンに感謝を述べた。
拡大写真
 一方、敗れた山川は「(勝利の)手応えはあった。だが最後のあの場面、あれがやはり王者。もう一つ倒せるモノが必要。それが明確になりました。もったいなかったが一から出直しです」と反省を口にするも、王者相手にもてる力を尽くし戦ったその顔に涙はなく、今後の大きな飛躍を感じさせた。
拡大写真
 控室に戻った中川は勝敗のポイントについて「焦らず前に出て行ったのが良かった。7Rか8R位、僕にパンチで一瞬弱気な顔を見せた。それで力が残って無いだろうと思った」と勝負所となったラウンドを振り返った。初防衛戦に続き、今回も苦しい展開となったことについては「斉藤戦では焦ってフラストレーションが溜まったが、今回は冷静に落ち着いて戦った。この展開(追いかける試合)になるなら割り切って戦おうと」と山川の足にも焦らず、終盤勝負と考えていたことを明かした。
 また、今後の課題を問われると中川は「スタミナ勝負、手数勝負ばかりは駄目。カウンターなりを狙えるようにしないと」と話し、来年のチャンピオンカーニバルで対戦する1位・井上庸(ヤマグチ土浦)の印象について「パンチのある凄い選手だし楽しみ。だけど一段上のボクシングを見せます」と、早くも井上戦に意欲を臨かせていた。
 前戦の斉藤幸伸丸(輪島)戦に続き、薄氷でのV2防衛に反省しきりだった王者・中川。だが、防衛毎に心の強さを見せ、その成長は今後も止まることなく突き進む!!

試合日程

試合結果

トーナメント

ランキング

選手検索

TV・ネット欄

王者一覧

タイトル戦

階級別特集

インタビュー

有料試合動画

データマニア

待受写真

全国ジム検索

注目選手

海外試合日程

海外試合結果

海外選手検索

海外注目戦

海外情報

基礎知識

ボクモバ投票

勝ちメシ

レッスン

ボクモバ占い
ボクモバトップページへ戻る