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[試合結果]2014.3.9

リナレスVS荒川

 WBC世界ライト級王座への挑戦権をかけた一戦、元世界2階級制覇王者ホルヘ・リナレス(28=帝拳)対元日本&東洋太平洋王者、荒川仁人(32=八王子中屋)の10回戦は8日(日本時間9日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われた。日本のジム所属の選手同士が聖地で世界挑戦権をかけて拳を交えるという歴史的な試合。挑戦切符を手にしたのは5位のリナレスなのか、それとも2位の荒川なのか。
リングインしたリナレス
○ホルヘ・リナレス(帝拳)
 10回判定(3対0)
●荒川仁人(八王子中屋)
リナレス×荒川

 リナレスがスピードを生かして煽るが、サウスポーの荒川はガードを高めに置いて臆することなく応戦。ラウンド終盤には荒川が圧力をかける展開に持ち込んだ。2回、荒川が入ってくるところにリナレスが左アッパーをヒット、初回に続いて優勢を印象づけた。3回、荒川が左を当てるとリナレスが守勢に回るシーンがあったが、大きなトラブルに発展することはなかった。これで手応えを掴んだのか、荒川は積極的に距離を詰め始める。リナレスは右のボディブローを突き刺すが、荒川はまったく怯まない。前へ前へと出てくる荒川をリナレスが持て余すシーンもみられた。
リナレス×荒川
 前に出る荒川、適度に足をつかいながら折々で応戦するリナレス。クロスしたラウンドが続いた。迎えた6回、荒川が強引に距離を潰して接近戦を仕掛けるとリナレスは巻き込まれて動きが止まる。しかし、正確なパンチとなるとややリナレスが上回っていた。7回も荒川は前に出たが、その割に手数は少なく、リナレスの巧みな左アッパー、右ストレートに迎撃された。荒川の攻勢を持て余しながらもポイントはリナレスが重ねるという展開のまま、試合は終盤へ。8回になると荒川にも疲労の色が見え始めた。9回、リナレスの右で荒川の動きが止まる場面があったが、すぐに前進を再開。最終回、荒川は気力を前面に出して攻めたが、リナレスは慌てずに応戦してフルラウンドを戦い終えた。
 採点は二者が100対90、もうひとりも98対92の大差でリナレスを支持していた。WBCのライト級王座への挑戦権を獲得したリナレスは39戦36勝(23KO)3敗。8ヵ月前のオマール・フィゲロア(米)戦に続く敗戦となった荒川は29戦24勝(16KO)4敗1分。
リナレス×荒川

 アンダーカードではサウル・アルバレスの兄リカルド・アルバレス(32)対セルヒオ・トンプソン(30)というメキシカン同士の世界ランカー対決が行われた。本来ならばWBC世界ライト級王者オマール・フィゲロア(米)に挑戦するはずだったアルバレスだが、左拳を痛めた王者が出場できなくなり、代わりにトンプソンに出番が回ってきた経緯がある。
大舞台の勝者はリナレス
 WBCインターナショナル・ライト級王座決定戦(10回戦)として行われたこの一戦、トンプソンが早々から圧力をかけて出た。1分が経過するころには左右を乱打。これらを被弾したアルバレスは苦しい状況に陥ったが、なんとか乗り切った。2回には逆にアルバレスが左右のアッパーでトンプソンを脅かして戦況を五分に戻した。3回、相手の出端にトンプソンの左ストレートがヒット、腰砕けになってロープにもたれたアルバレスにカウントが入った。その後は一進一退の展開になったが、トンプソンは徐々に手数が減っていった。そんななか8回早々、トンプソンは右をヒット、この試合2度目となる値千金のダウンを奪う。勝負は判定に持ち込まれたが、二者が95対93、もうひとりも97対91でトンプソンの勝利を支持した。昨年8月、三浦隆司(帝拳)に挑戦して判定負けを喫しているトンプソンは、再起2連勝を飾った。32戦29勝(26KO)3敗。アルバレスは29戦23勝(13KO)3敗3分。

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