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オルランド・サリド(33=メキシコ)が計量で失格したため空位になったWBO世界フェザー級王座の決定戦に、同級1位のゲイリー・ラッセル(25=米)が優先的に出場することになった。
WBOのフェザー級王座は昨年1月にサリドからミゲール・マイキー・ガルシア(米)に移ったが、ガルシアは初防衛戦で体重超過のため王座を剥奪された。そのため10月に王座決定戦が行われ、オルランド・クルス(プエルトリコ)を下したサリドが返り咲いた経緯がある。しかし、そのサリドも初防衛戦を前に規定体重をつくれずに王座を剥奪されたわけだ。プロとしての責任感が問われるところである。そのサリドがワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に判定勝ちを収めたため、王座は空位になったままとなっている。こうしたなかWBOは王座決定戦に関して、1位のラッセルの出場を決定した。対戦相手は未定。ちなみに最新のランキングでは2位にチョラタン・ピリャピニョ(タイ)、3位にカミール・ラツジク(ポーランド)、4位にジョール・ブランカー(英)が名を連ねている。