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[前日計量]2014.3.1

サリドVSロマチェンコ

 1日(日本時間2日)、米国テキサス州サンアントニオのアラモドームで開催されるフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(28=メキシコ)対ブライアン・ベラ(32=米)のWBC米大陸スーパーミドル級王座決定戦、そしてWBO世界フェザー級タイトルマッチ、王者オルランド・サリド(33=メキシコ)対ワシル・ロマチェンコ(26=ウクライナ)の前日計量が2月28日、現地で行われた。注目度の高いイベントだが、試合を前に思わぬハプニングが発生した。
※チャベス対ベラ、サリド対ロマチェンコは2日(日)午前11時からWOWOWメンバーズ・オンデマンドで先行生配信の予定。ゲストはロンドン五輪ミドル級金メダリストで現在はWBC世界ミドル級24、日本&東洋太平洋同級1位にランクされる村田諒太(28=三迫)。また、上記2試合は3日(月)夜9時からのWOWOWライブ「エキサイトマッチ」でも放送の予定。
オルランド•サリド
 メインのチャベス対ベラは昨年9月の再戦となる。初戦は減量苦のチャベスが再三にわたって契約体重の変更を要請し、結局は当初の予定よりも6キロ近く重い173ポンド(78.4キロ)のライトヘビー級で戦うことになった。今回は168ポンド(約76.2キロ)のスーパーミドル級ノンタイトル12回戦として行われる予定だが、もしもチャベスが今回も体重オーバーだった場合はベラに25万ドル(約2550万円)の罰金を払う約束になっていた。しかし、注目の計量ではチャベス、ベラとも167.5ポンド(約75.9キロ)で無事にパスした。
 ハプニングはフェザー級タイトルマッチの計量で起こった。プロ2戦目で戴冠を狙う08年北京五輪、12年ロンドン五輪連覇のロマチェンコが125.2ポンド(約56.8キロ)でクリアしたのに対し、サリドはリミットを約1キロオーバーする128.2ポンド(約58.1キロ) だったのである。2時間の猶予内に落とせる体重ではないため、サリドは再計量を放棄し、その時点で王座を失った。サリドが25万ドル(約2550万円)の報酬のなかから1万5000ドル(約153万円)を罰金としてロマチェンコに支払うことで両陣営は合意、試合は行われることになった。ちなみに相手からの罰金を加えたロマチェンコの報酬は21万5000ドル(約2193万円)となった。オッズは9対2でロマチェンコ有利と出ている。ロマチェンコが勝てばプロ2戦目での戴冠となり、75年にスーパーライト級のセンサク・ムアンスリン(タイ)が樹立した「3戦目」を更新することになる。そんな歴史的一戦に試合前からケチがついたことは極めて残念である。

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