ヌジカムとチャベス健在

　ミドル級の元WBA暫定および元WBO王者ハッサン・ヌダム・ヌジカム(29=カメルーン/仏)が15日(日本時間16日)、アイルランドのダブリンで4回TKO勝ちを収めた。また、同じ日、前WBA世界ウェルター級暫定王者ディエゴ・チャベス(27=亜)もアルゼンチンのブエノスアイレスで3回TKO勝ち、再起に成功した。

　ヌジカムはリカルド・ラマロ(亜)と対戦。4回1分32秒で勝利を収め、12年10月にピーター・クイリン(米)に敗れてから再起2勝目をあげた。30戦29勝(18KO)1敗。ラマロは22戦15勝(11KO)5敗1分1無効試合。
　チャベスはファン・アルベルト・ゴドイ(亜)と対戦し、3回に立ったままカウントを聞かせたあとレフェリー・ストップに持ち込んだ。
　昨年7月、キース・サーマン(米)に10回TKOで敗れ暫定王座を失って以来のリングを白星で飾ったチャベスは、これで24戦23勝(19KO)1敗。サーマンとの再戦を希望している。ゴドイは46戦31勝(10KO)14敗1分。