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2月15日に英国ロンドンで行われたイベントにはヘビー級世界ランカーふたり、タイソン・フューリー(25=英)とディレック・チゾラ(30=ジンバブウェ/英)が登場、ともに圧倒的な勝利を収めた。
身長206センチ、リーチ216センチ、体重124キロのフューリーはジョーイ・アベル(米)から4度のダウンを奪い4回1分48秒TKO勝ち。デビューからの連勝を22(16KO)に伸ばした。アベルは39戦29勝(28KO)8敗2無効試合。かつてビタリ・クリチコ(ウクライナ)の持つWBC世界ヘビー級王座に挑んだこともあるチゾラは、同じくビタリ・クリチコに挑戦して判定負けを喫しているケビン・ジョンソン(米)と対戦。5回に右でダウンを奪うなど圧倒して118対109(二者)、118対110の大差で判定勝ちを収めた。WBA、WBOインターナショナル王座を守ったチゾラは24戦20勝(13KO)4敗。12年以降は8戦4勝4敗となったジョンソンは35戦29勝(14KO)5敗1分。フューリーとチゾラは今夏、WBOの挑戦者決定戦で拳を交える計画が進行中と伝えられる。両者は11年7月に対戦経験があり、そのときはフューリーが12回判定勝ちを収めている。