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12年ロンドン五輪ミドル級銀メダリスト、エスキーバ・フローレンティーノ・ファルコン(24=ブラジル)が15日(日本時間16日)、米国カリフォルニア州ハワイアンガーデンスで行われたスーパーミドル級6回戦でジョシュア・ロバートソン(29=米)に4回TKO勝ちを収め、プロ転向初戦を飾った。
ファルコンはロンドン五輪決勝では村田諒太(現三迫)に14対13の1ポイント差で敗れ、銀メダルに甘んじた。昨秋、村田と同じトップランク社と契約を交わしてプロ転向を表明していた。この日のデビュー戦では4回、ロバートソンをロープに押し込んで左右の連打を浴びせ、レフェリー・ストップに持ち込んだ。敗れたロバートソンは10戦5勝(1KO)5敗。ロンドン五輪ライトヘビー級銅メダリストでもある2歳上の兄ヤマグチ・ファルコンは、トップランク社のライバル、ゴールデンボーイ・プロモーションズと契約してプロ転向を果たしたが、今年1月のデビュー戦では両者反則により3回無効試合という結果に終わっている。
なお、この日のイベントには世界挑戦の経験もあるスーパーフェザー級のディエゴ・マグダレノ(米)と、弟のジェシー・マグダレノ(米)が登場。兄はホルヘ・パソス(メキシコ)に4回KO勝ち、弟はスーパーバンタム級8回戦でロベルト・カスタネダ(メキシコ)に5回TKO勝ちを収めている。ディエゴは26戦25勝(10KO)1敗。パソスは22戦14勝(8KO)7敗1分。ジェシーは18戦全勝(14KO)、カスタネダは26戦20勝(15KO)6敗。