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3月1日、米国テキサス州サンアントニオでWBO世界フェザー級王者オルランド・サリド(33=メキシコ)に挑むワシル・ロマチェンコ(25=ウクライナ)が、「アラモドーム(試合会場)で夢を実現させる」と自信を口にしている。
ワシル•ロマチェンコ
ロマチェンコは08年北京、12年ロンドン両五輪を制したほか世界選手権も連覇。「近年のアマチュアボクシング界最強」の評価を受けている逸材で、昨年10月にプロ転向を果たしたばかりだ。アマ時代にプロ仕様の試合を6度経験してはいるが、正式なプロとしては1戦のキャリアしか持っていない。サリドに勝てば1975年にセンサク・ムアンスリン(タイ)が樹立した3戦目の世界戴冠記録を更新することになる。ロマチェンコは「たしかにプロでは1戦だけだが、私の人生そのものがボクシングであることを考えると、ここまでの道程は実に長かった。サリドは経験豊富な優れた選手だが、私は歴史に名前を刻むために戦う。3月1日、アラモドームは忘れられない夜になりそうだ」と、試合を楽しみにしている様子だ。
これに対し55戦(40勝28KO12敗2分1無効試合)のプロキャリアを持つサリドは、興味深いコメントを発している。「多くの人が、ロマチェンコが私からタイトルを奪い取るだろうと考えていることは知っているよ。私自身、彼のアマチュア経歴には敬意を表している。でも、プロのボクシングは別物なんだ。経験、強さ、そして貪欲さは特別なものさ。ロマチェンコはスピードがあるが、まだアマチュアのスタイルだ。この試合は私にとっても将来への挑戦なんだ」
なお、3月1日のメインではフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)対ブライアン・ベラ(米)のスーパーミドル級12回戦が組まれている。
これに対し55戦(40勝28KO12敗2分1無効試合)のプロキャリアを持つサリドは、興味深いコメントを発している。「多くの人が、ロマチェンコが私からタイトルを奪い取るだろうと考えていることは知っているよ。私自身、彼のアマチュア経歴には敬意を表している。でも、プロのボクシングは別物なんだ。経験、強さ、そして貪欲さは特別なものさ。ロマチェンコはスピードがあるが、まだアマチュアのスタイルだ。この試合は私にとっても将来への挑戦なんだ」
なお、3月1日のメインではフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)対ブライアン・ベラ(米)のスーパーミドル級12回戦が組まれている。