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WBA、WBC世界スーパーライト級王者ダニー・ガルシア(25=米)の通算5度目の防衛戦は既報のとおり3月15日、プエルトリコのバヤモンで行われるが、相手がマウリシオ・エレラ(33=米)に決まった。
ガルシアは12年3月のエリック・モラレス(メキシコ)戦でWBC王座を獲得し、4ヵ月後にはアミール・カーン(英)を4回TKOで破ってWBA王座も手に入れた。その後はモラレス、ザブ・ジュダー(米)、ルーカス・マティセ(亜)を退けて防衛のテープを4に伸ばしている。27戦全勝(16KO)。V5戦で迎えるエレラは23戦20勝(7KO)3敗の33歳で、3年前には現WBO世界スーパーライト級王者のルスラン・プロボドニコフ(露)に12回判定勝ちを収めている。
ファンマ•ロペス
アンダーカードには、ファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)対ダニエル・ポンセ・デ・レオン(メキシコ)の再戦と、30連続KO勝ちのヘビー級ランカー、デオンタイ・ワイルダー(米)対マリク・スコット(米)という興味深い試合が組まれている。ロペスとデ・レオンは08年に対戦し、ロペスが初回TKO勝ちを収めてWBO世界スーパーバンタム級王座を奪い取っている。その後、ふたりともフェザー級でも戴冠を果たしたが、現在は無冠に戻っている。ワイルダーはWBC3位にランクされており、年内にも待望の世界挑戦が実現しそうな流れだけに重要な試合になりそうだ。戦績はロペスが36戦33勝(30KO)3敗、デ・レオンは50戦45勝(35KO)5敗。ワイルダーは30戦全KO勝ち、スコットは38戦36勝(13KO)1敗1分。
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