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IBF世界スーパーライト級王者レイモント・ピーターソン(29=米)は25日(日本時間26日)、米国ワシントンDCで同級1位の指名挑戦者ディエリー・ジャン(31=ハイチ/カナダ)を相手に2度目の防衛戦に臨む。試合2日前の23日には現地で会見が行われた。
ピーターソンは11年12月にアミール・カーン(英)を破ってWBAとIBFの王座を獲得したが、その試合後に禁止薬物が検出された。そのためWBA王座は剥奪され、出場停止処分を受けた。サスペンドが解けた昨年2月には元王者ケンドール・ホルト(米)を8回TKOで退けIBF王座の初防衛に成功。しかし、5月には無冠戦でルーカス・マティセ(亜)に3度倒されて3回TKO負けを喫している。今回はそれ以来の試合となる。「この試合に備えてハードなトレーニングを積んできた。(マティセ戦で)私に起こったことが、今度はジャン、あなたの身に起こるはずだから、あなたは慌てずに立ち上がったほうがいいよ」と、ピーターソンは相手への忠告ともKO宣言ともとれるコメントを発した。これに対し初挑戦のジャンは「リングサイドには100人を超える仲間が来るんだ。私にとってこれは仕事であって旅行じゃないんだ。必ずベルトを持ち帰るよ」とお返し。こちらも自信満々の様子だった。
戦績はピーターソンが34戦31勝(16KO)2敗1分。ジャンは25戦全勝(17KO)。オッズは11対8と僅差ながら王者ピーターソン有利と出ている。
戦績はピーターソンが34戦31勝(16KO)2敗1分。ジャンは25戦全勝(17KO)。オッズは11対8と僅差ながら王者ピーターソン有利と出ている。