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[ニュース]2014.1.18

JPBA、悲報を受け

JPBA大橋秀行協会長

　WBCのホセ・スライマン会長(メキシコ)が16日に米カリフォルニア州ロサンゼルスの病院で死去した。82歳だった。世界ボクシング会のリーダーともいうべき存在だった同会長は、世界戦のラウンドを15Rから12Rに減らすなど選手の安全面を図り、在任中の38年間で数々の功績を残した。就任当時は21ヵ国だった加盟国は165ヵ国に増え、2007年には国際ボクシング殿堂入りもはたした。親日家としても知られていた。
　日本プロボクシング協会の大橋秀行協会長は悲報を受け、WBC事務総長でご子息のマウリシオ・スライマン氏宛にレターを送り、生前の故人の尽力に改めて敬意を表した。

親愛なるマウリシオ

　日本プロボクシング協会とその全ての会員はここに,貴殿,貴殿のご家族及びWBCの全てのスタッフに対し,貴殿のご尊父であり我々の偉大なリーダーであるホセ・スライマン・シャグノン氏が2014年1月16日に亡くなられたことに,深い哀悼の意を表します。
　約40年のWBCでの在任期間中,スライマン会長は成功裏に,ボクシングをより良くそしてより安全にされました。貴殿の昨日のプレスリリースにある通り,フランク・シナトラが「マイウェイ」で歌ったように"スライマン会長がその心の決めたままに生きられた"と確信します。
　貴殿が悲しみを克服され,スライマン会長がなされたようにボクシング業界をより良くそしてより安全にして頂きたいと存じます。
　スライマン会長のご冥福をお祈りします。
敬具

日本プロボクシング協会
会長大橋秀行

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