海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
前IBF世界ミドル級王者ダーレン・バーカー(31=英)が
15日、正式に引退を表明した。バーカーは昨年8月、ダニエル・ゲール(豪)に勝ってIBF王座を獲得したが、12月の初防衛戦でフェリックス・シュトルム(独)に2回KO負け、在位は4ヵ月に終わった。
バーカーは04年にデビュー後、英連邦王座や英国王座、欧州王座などを獲得して世界上位に進出。11年には23連勝の余勢を駆ってWBCのダイヤモンド王者セルヒオ・マルチネス(亜)に挑んだが11回KO負け。再起2勝後の昨夏、ゲールを破って念願の世界王座についた。しかし、シュトルム戦では2回TKOの完敗を喫して王座を失った。引退に際しバーカーは「家族をはじめ自分を支えてくれた数多くの人たちに感謝したい。おかげですごく充実した幸福な時間を持つことができた」と話した。戦績は28戦26勝(16KO)2敗。