アルバレスがアングロを警戒

　3月8日、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで元WBO世界スーパーウェルター級暫定王者アルフレド・アングロ(31=メキシコ)との対戦が決まったサウル・アルバレス(23=メキシコ)が、警戒心を露わにしている。

　昨年9月にフロイド・メイウェザー(米)に判定負けを喫しているアルバレスは、今年は3月8日、7月26日、11月22日の3度、リングに上がることが内定している。いずれもゴールデンボーイ・プロモーションズの主催、ショータイムがペイ・パー・ビュー(PPV=有料視聴)で放送することになっている。「もう負けはこりごりだ。これからは再び勝ち続けていきたい」とアルバレスの視線は将来に向けられている。そんななかで迎えるアングロとの再起戦だが、25戦22勝(18KO)3敗の元王者に対しアルバレスは警戒心を抱いている。「アングロは破壊力のあるパンチを持つ危険なファイターだと思う。スタミナもあるし、タフな戦いになることを覚悟している」順調に再起を果たすことができるのか、それともアングロが番狂わせを起こすのか。2ヵ月後の試合が楽しみだ。