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[海外ニュース]2014.1.7

ルビオに戴冠の好機

 王者セルヒオ・マルチネス(38=亜)が休養中のWBCミドル級に暫定王座が設けられることになったが、その決定戦が3月にも行われる。2位のドメニコ・スパダ(33=イタリア)と対戦する1位のマルコ・アントニオ・ルビオ(33=メキシコ)は、「3度目の正直」に向け腕を撫している。
 現在、WBCミドル級の正王者はマルチネスだが、昨年4月のマーティン・マレー(英)戦で拳を負傷。その前年のフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)戦でも膝を痛めており、手術後のリハビリに務めている最中だ。戦線復帰は6月7日のミゲール・コット(プエルトリコ)戦が内定している。こうした経緯で暫定王座が設けられることになったわけだが、ルビオにとっては3度目の世界挑戦となる。09年のケリー・パブリック(米)戦は9回終了TKO負け、12年のチャベス戦は12回判定負けだっただけに、今回の好機は逃したくないところだ。勝てばさらに視界が開けるだけに、ボクサー生命を左右する重要な試合と位置づけられる。すでに両陣営は交渉を進めており、遠からず話がまとまるとみられている。ルビオは65戦58勝(50KO)6敗1分。同じく2度の王座(暫定)挑戦に失敗しているスパダは42戦38勝(19KO)4敗。

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