2013年間表彰決定

　7日、日本ボクシングコミッションによる2013年度の年間優秀賞の選考会が都内で開かれ、プロ部門の表彰者が決定した。最優秀選手賞には、昨年3度の防衛戦をすべてKO勝ちで収めたWBC世界バンタム級王者の山中慎介(帝拳)が選ばれ、初のMVP授賞となった。

　また各賞は次のように決まり、今月24日に東京ドームホテルで表彰式が行われる。

2013年間表彰者(プロ部門)
■最優秀選手賞
WBC世界バンタム級王者
山中慎介(31=帝拳)
※MVPは初、昨年は技能賞とKO賞を受賞

■技能賞
WBA世界Sフェザー級王者
内山高志(34=ワタナベ)
※昨年は殊勲賞を受賞

■殊勲賞
WBC世界Sフェザー級王者
三浦隆司(29=帝拳)
※初の年間表彰

■敢闘賞
WBC世界フライ級王者
八重樫東(大橋)
WBA世界Lフライ級王者
井岡一翔(井岡)
※八重樫は一昨年に続き2度目の敢闘賞、井岡は昨年のMVP

■努力賞
IBF世界ミニマム級王者
高山勝成(仲里)
※初の年間表彰

■ノックアウト賞
山中慎介(帝拳)
※2年連続受賞

■新鋭賞
村田諒太(三迫)
※昨年はアマチュア部門のMVPを受賞

■年間最高試合
12/31 東京・大田区総合体育館
WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ
内山高志(ワタナベ)vs金子大樹(横浜光)

■女子最優秀選手賞
WBA女子世界Sフライ級王者
藤岡奈穗子(竹原&畑山)
※一昨年に続き2度目のMVP


■女子年間最高試合
11/13 後楽園ホール
WBA女子世界Sフライ級タイトルマッチ
山口直子(白井・具志堅)vs藤岡奈穗子(竹原&畑山)

■特別賞
前WBC世界Sフライ級王者
佐藤洋太(協栄)
※昨年は敢闘賞を受賞