H級サバイバルマッチ

　ソリスは04年アテネ五輪ヘビー級金メダリストで、プロでは21戦20勝(13KO)1敗の戦績を残している。3年前にはビタリ・クリチコ(ウクライナ)の持つWBC王座に挑戦したこともあるが、ダウンの際に足首を傷めて1回KO負けを喫している。その後は3連勝をマーク。一方。サウスポーのトンプソンはビタリの弟ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)に2度挑戦したが、いずれも判定を待たずに軍門に下っている。昨年、英国の新鋭デビッド・プライスに2連続KO勝ちを収めたが、直近の試合ではクブラト・プレフ(ブルガリア)に判定負けを喫している。42戦38勝(26KO)4敗。ソリス対トンプソン戦の開催国トルコは、ソリスのプロモーターでもあるアーメト・オナー氏の出身国でもある。