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[試合結果]2013.12.22

ミドル級暫定王座決定戦

 WBA世界ミドル級暫定王座決定戦、6位ドミトリー・チュディノフ(27=露)対7位ファン・カミロ・ノボア(32=コロンビア)の12回戦は21日(日本時間22日)、ロシアの首都モスクワで行われた。
○ドミトリー・チュディノフ(露)
 6回2分55秒TKO
●ファン・カミロ・ノボア(コロンビア)

 WBAのミドル級は先ごろ、V9王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/独)がスーパー王者に昇格する動きがあったばかり。空位になったレギュラー王座の決定戦は来年2月1日、暫定王者マーティン・マレー(英)とジャーロッド・フレッチャー(豪)で争われることも決まっている。今回の暫定王座決定戦は、こうした動きを見越してセットされたものといえる。試合は初回からチュディノフが主導権を握り、ノボアが応戦するパターンで進行していった。毎回、チュディノフがポイントを重ねるなか、ノボアはバッティングで2点のペナルティを受けるなど苦しい戦いが続いた。迎えた6回、チュディノフが連打をまとめるとレフェリーが割って入った。チュディノフは14戦12勝(8KO)2分。ノボアは29戦22勝(20KO)6敗1分。
 同じリングには、ヘビー級を含む4階級を制覇した実績を持つ元世界王者ロイ・ジョーンズ(44=米)が登場。ウィナー・テイク・オール(勝者が報酬ひとり占め)方式の試合でジーン・エディ・ベンマークローフ(36=仏)に12回判定勝ちを収めた。120対108、119対108、118対109の大差をつけたジョーンズは、これが1年半ぶりの実戦だった。WBUクルーザー級王座を手に入れたジョーンズは65戦57勝(40KO)8敗。ベンマークローフは22戦17勝(8KO)4敗1分。

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