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[海外ニュース]2013.12.17

ビタリは再び「名誉王者」

 WBCはこのほど、同団体のヘビー級王者ビタリ・クリチコ(42=ウクライナ)を「名誉王者」に昇格することを決定した。クリチコは昨年9月の防衛戦を最後に活動実績がなく、政治家との二足の草鞋を履く状態が続いている。
 クリチコの処遇に関してWBCは当初はバーメイン・スティバーン(カナダ)との指名防衛戦を義務づけていたが、王者側からの再三の延期要請を受けいれるかたちで静観してきた。しかし、11月にタイで開催された年次総会で「11月末日までに態度を決めること」と言い渡していた。それでもクリチコ側から「もう少しの猶予を」と請われ、「12月15日をリミットとしてWBCが判断を下す」としてきた。その結果、名誉王者という称号を与えることで事態の収拾が図られたことになる。
 クリチコは04年に膝の故障を理由に実戦から遠ざかったことがあるが、そのときも名誉王者に昇格という優遇措置がとられた。08年に戦線復帰を決めると、当時の指名挑戦者よりも優先して挑戦権が与えられ、サムエル・ピーター(ナイジェリア/米)と対戦。圧勝してレギュラー王者に返り咲いた経緯がある。このようにWBCの名誉王者は試合期限に縛られることがなく、戦線復帰を望んだ場合は優先的に王者と対戦する権利を有している。日本では西岡利晃氏が昨春、WBC名誉王者の称号を授かった。
 今回の処遇に関してクリチコは「WBCに感謝している。私はウクライナで民主主義と自由を勝ち取るために戦っている。WBC王座を保持していることに大きな誇りを持っており、リングに復帰する可能性を残してくれた」と謝意を表明している。そして「弟のウラジミール(WBA、IBF、WBO王者)はスポーツにおいて成功を収めている。私と同様、彼にも応援をお願いしたい」と話している。

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