強盗逮捕の若松を表彰

　16日、東日本ボクシング協会の定例理事会が開かれ、昨年11月に小岩駅路上で強盗を逮捕した勝又ジム所属の若松竜太(29)を今月22日後楽園ホール開催の全日本新人王決勝戦で表彰すると決めた。若松は、小岩駅近くの銀行前で包丁を振り回していた男を友人二人と羽交い締めにして捕え、先月に小岩警察署より感謝状が贈られた。

　このことはニュースとして全く取り上げられず、当サイトも協会の発表があるまで知り得なかった。今回の表彰について若松は「捕まえた時は無我夢中でしたが、今考えると怖いですね。それほど大きな事件でもないのに、表彰されると聞いてビックリしました」とコメントした。

　また、日本プロボクング協会会長を兼任する大橋秀行協会長は、先月8日に発生した大型台風により甚大な被害を受けたフィリピンに、日本プロボクシング協会から被害者救済を目的とした衣類などの物資を関係者を通じて送ったことを発表。今後も全国の加盟ジムを中心に物資や募金の協力を呼びかけ、支援活動を継続するとのこと。