SM級戦の入札額は...

　最低額が30万ドル(約3000万円)に設定されていた入札には、2社が参加。アブラハムを擁するサウアランド・イベントは、両者の合計報酬額として154万1414ドル(約1億5414万円)を提示。これに対しスティーグリッツ側のSESボクシングは2倍超の313万5000ドル(約3億1350万円)の巨額を提示して落札した。規定により王者75パーセント、挑戦者25パーセントの割合で分配するため、スティーグリッツが235万ドル(約2億3500万円)近くを、アブラハムも78万ドル(約7800万円)近い金額を得ることになる。 　両者は昨年8月に初めて拳を交え、そのときはアブラハムが12回判定勝ちでWBO王座を奪取。今年3月の再戦はスティーグリッツが4回負傷TKO勝ちで雪辱、王座奪回を果たしている。3度目の対決は来年3月1日、スティーグリッツの地元ドイツのマグベルブルグで行われる。