順番にやっつける

　今月3日、大阪・ボディメーカーコロシアムで開催される「亀田祭り2013」IBF、WBO、WBAメジャー3団体がそろうトリプル世界戦の調印式が1日、大阪市内のホテルで行われた。

IBF王者、亀田大毅(24=亀田)とWBA王者、リボリオ・ソリス(31=ベネズエラ)が激突する世界スーパーフライ級王座統一戦。 　

予備検診の時と同様にサングラス姿で静かに登場した大毅は「いつも通りの力を出せば倒せると思う。一戦一戦が最後の気持ちでやって行く。これに勝って、今年一年全勝で締めくくりたい。」と秘めたる闘志をみせた。

対するソリスは、「完璧な状態だ。我々のプレス(NOTI FIGHT)も来ているし、よいパフォーマンスをした方が勝つ。大毅はスピードがあるが、ベルトは俺が持って帰る。」と吠え「実は、一番試合をしたかったのは興毅。この試合に勝って亀田全部とやる。」と鬼が笑うような夢を語り、「母国ベネズエラ、練習をしているパナマのためにも統一戦に勝利し伝説のボクサーになる。」と真顔で話した。

それに対し大毅は、「俺は三人の中で一番弱いから(笑)。俺にも勝てんでしょう。」と一笑に付した。