四ヶ所、初代女王目指し!

　今月12日、後楽園ホールで東洋太平洋女子4階級目となるフライ級初代王座決定戦が、東洋同級2位・四ケ所麻美(フラッシュ赤羽)と東洋同級3位OA・ゴーキャットジム(タイ)の間で争われる。
　フライ級初代女王の座を目指す四ケ所が、当サイトに意気込みを語ってくれた。

　女子アマチュア王座を5年連続で獲得。JBCが女子プロボクシング公認後、四ケ所はプロボクサーとして念願のB級デビューを果たし、現在、東洋太平洋女子フライ級2位にランク。四ケ所にとって世界進出の足場を固める為にも、今回の東洋女子フライ級初代王座はどんな事があっても奪取したいタイトルだ。
　王座決定戦を直前に控え、四ケ所が当サイトにその胸の内を語ってくれた。

□王座決定戦に向けて意気込みを
四ケ所「初代王座決定戦に出場出来る事に感謝しています。こんなチャンスって中々ないでしょう。このチャンスを無駄に出来ないし、必ず獲らないと意味が無い。王座奪取宣言しちゃいます!!」

□どんな試合展開を予想しますか?
四ケ所「ゴーキャットジムはサウスポーで背が高いんですよ。だから距離と足のポジションの取り合いですかね。正面に立たず、どれだけサイドから右ストレートを入れられるかが勝負の分かれ目だと思ってます」

□ファンにメッセージを
四ケ所「12日は160人位の応援団がホールに来てくれるんです。ありがたいですよ。応援団の為にも、私を応援してくれる人達の為にも、私が初代東洋王者になってベルトを巻いた姿を絶対にプレゼントします!!応援お願いします」

　現在、東洋太平洋女子初代王座はライトフライ級を菊池奈々子(白井具志堅)が、スーパーフライ級を藤本りえ(協栄)が獲得。四ケ所がOAを倒し、初代フライ級王座を奪取すれば、日本人3人目の東洋女子王者誕生となる。
　女子ボクシングを盛り上げる為にも、東洋太平洋の活性化は不可欠。果たして、四ケ所は東洋女子フライ級初代女王となり、女子ボクシング界の顔となることができるのか。12日の戦いに注目したい。

■東洋太平洋女子フライ級初代王座決定戦
東洋同級2位・四ケ所麻美(フラッシュ赤羽)VS東洋同級3位OA・ゴーキャットジム(タイ)
■日時:10月12日(月)
■会場:後楽園ホール
■お問合せ:フラッシュ赤羽ジムTEL.03-3957-4433 後楽園ホールTEL.03-5800-9999