2/22 バスケスVSシャフィコフ

　王者のプロモートを手掛けているサンファー・プロモーションズがメディアに明かしたもので、バスケス対シャフィコフはトップランク(TR)社の主催で行われることになるという。すでにTR社は、2月22日にマカオでゾウ・シミン(中国)、村田諒太(三迫)ら12年ロンドン五輪金メダリストを集めたイベントの開催を内定している。バスケス対シャフィコフはメイン格で行われることになりそうだ。36戦33勝(13KO)3敗の技巧派バスケスは昨年12月のV5戦後、春にはWBO王者リッキー・バーンズ(英)との統一戦が流れ、秋にはアメス・ディアス(パナマ)との指名試合も中止になるなど不運が続いている。シャフィコフは34戦33勝(18KO)1分。今夏、トップランク社と契約を交わしたばかりだ。
　また、同じくサンファー・プロモーショーンズは、同社が契約しているWBO世界フェザー級王者オルランド・サリド(メキシコ)が3月1日、米国で08年北京大会&12年ロンドン大会と五輪連覇のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)の挑戦を受けることになるとも明かしている。すでに両陣営間では合意に達しているという。あとはWBOの最終認可を待つ状態となっている。10月に返り咲きを果たしたばかりのサリドは55戦40勝(28KO)12敗2分1無効試合。サウスポーのロマチェンコは10月のプロデビュー戦で、世界ランカーのホセ・ラミレス(メキシコ)に左ボディブローで4回KO勝ちを収めている。