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米国の最大手トップランク社のボブ・アラム・プロモーターは、数年前から実現が期待されているフロイド・メイウェザー(36=米)対マニー・パッキャオ(34=比)の対戦について、「私たちの側は2014年に実現させる用意がある」と語っている。
アラム氏は24日に自らが主催するパッキャオ対ブランドン・リオス(米)戦のために中国マカオ入りしている。そこで、パッキャオがリオス戦をクリアすることを大前提に話を展開したもの。そのためには「タンゴはひとりでは踊れないのだから」と、メイウェザー陣営、とりわけゴールデンボーイ・プロモーションズも交渉のテーブルにつく必要があると説いている。両陣営が大筋で合意したとしても試合を放送するテレビ局が異なるという問題がある。それについては、HBOとショータイムが協力して実現させたレノックス・ルイス(英)対マイク・タイソン(米)の試合を引き合いに出し、「可能だ」と話している。メイウェザーは来年5月3日に次戦を計画しており、すべてが目論みどおりに進んだ場合、そこにスーパーファイトが組み込まれる可能性もある。そのためには24日にパッキャオがリオスに完勝することが最低条件となる。