パッキャオVSリオス 会見

　決戦を4日後に控えた20日、元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(34=比)と、元WBA世界ライト級王者ブランドン・リオス(27=米)の両者が試合地の中国マカオで会見に臨んだ。

※パッキャオ対リオスは24日(日)正午からWOWOWライブで生中継の予定。

　昨年はよもやの2連敗を喫したパッキャオは、これが約1年ぶりの再起戦となる。12月には35歳になることもあり、背水の構えだ。 「リオスは貪欲だというけれど、それは昨年、2度の敗北を喫している私も同じこと。今回の試合は先般の台風で被害を受けた人たちのために戦う」とパッキャオは話している。

　これに対しリオスは「この試合は(パッキャオにとって)チューンナップだって?　冗談じゃない。私はスパーリング・パートナーじゃないんだ。パンチングバッグでもないよ。日曜日に新たなスターが誕生する。私は怪物さ」と自己アピールに努めた。戦績はパッキャオが61戦54勝(38KO)5敗2分。リオスが33戦31勝(23KO)1敗1分。オッズは依然として5対1でパッキャオ有利が続いている。リオスの勝利には4倍の配当がついている。